ラウンドセレクター・小数点セレクター
計算結果の小数点以下桁数の設定や、切り上げ/切り捨て/四捨五入の設定が行えます。
基本操作
メインフォームから | |
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開く | メニューバー>設定>ラウンドセレクター メニューバー>設定>小数点セレクター 右クリックメニュー>スイッチ RsDcラベルをクリック |
機能
ラウンドセレクター・小数点セレクターは、合計表示([=][%][M+][M-]による計算)に適用されます。
(ただし、小数点セレクターがアディングモードの時には、必要な条件を満たす場合、置数に小数点が自動付加されます。)
ラウンドセレクター
シャープ式のラウンドセレクター: F・CUT・UP・4/5
カシオ式のラウンドセレクター: CUT・UP・4/5
F
セレクターは効きません。電卓の桁数(Digit)の範囲をフルに使い表示します。(表示できない小数部は切り捨てられます。)
CUT
小数部が小数点セレクターで指定した桁数になるよう、端数を切り捨てます。
UP
小数部が小数点セレクターで指定した桁数になるよう、端数を切り上げます。
4/5
小数部が小数点セレクターで指定した桁数になるよう、端数を四捨五入します。
小数点セレクター
シャープ式の小数点セレクター: F・5・4・3・2・1・0・A
カシオ式の小数点セレクター: 5・4・3・2・1・0・A
F
セレクターは効きません。電卓の桁数(Digit)の範囲をフルに使い表示します。(表示できない小数部は切り捨てられます。)
5・4・3・2・1・0
小数部が選択した桁数になるよう端数処理を行います。この時に使用する端数処理はラウンドセレクターで設定した方法(CUT・UP・4/5)が用いられます。
A (アディングモード)
主にドルやセントなどの通貨を入力する際に便利な機能です。
加算び減算時の置数が整数の場合、置数の下位から2桁目に小数点を自動挿入します。
アディングモード時の合計表示([=][%][M+][M-]の計算)は、小数点セレクターは2(小数点以下二桁)に固定されます。
※アディングモードは以下の場合には小数点の自動挿入を行いません。
- 乗算、除算の時、及びすでに小数点が入力された数値の時。
- ラウンドセレクターが”F”の位置の時。
- [%](パーセント)計算時。
- [√](ルート)計算時。
- グランドトータルメモリー、独立メモリーを置数として使用する時。
- 小計の値を置数として使用する時。
- 合計の値を置数として使用する時。
実行例
1÷6= の計算結果は、以下のような組み合わせで表示されます。
ラウンドセレクター | 小数点セレクター | |||||||
F | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 | A | |
F | 0.166… | 0.166… | 0.166… | 0.166… | 0.166… | 0.166… | 0.166… | 0.166… |
CUT | 0.166… | 0.16666 | 0.1666 | 0.166 | 0.16 | 0.1 | 0 | 0.16 |
UP | 0.166… | 0.16667 | 0.1667 | 0.167 | 0.17 | 0.2 | 1 | 0.17 |
5/4 | 0.166… | 0.16667 | 0.1667 | 0.167 | 0.17 | 0.2 | 1 | 0.17 |